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  • Posted on
    2010.04.12
  • posted by kenshin.

ファッション界の新しい価値観

100年に一度といわれる不況の中、ファストファッションといった新しい流れや、売れなくなってしまったファッション誌、経済の流れにより、ファッション界が大きく変わりつつある今、ファッションブローカー、ブログメディアという言葉を最近よく耳にことが多くなりました。

強い個性と影響力のある、ファッションブローカーたちが増えてきていて、デザイナー兼ブロガーや、人気雑誌の紙面を飾るなど、世間の注目度は日に日にあがってきていると言え、ブロガーの『本当に自分自身が感じたことなど』個人的主観を書き込み、情報がライブに行き交う現代だからこそ、フットワークの軽さとコミニケーションツールが増えたことにより、今後ますます影響力を持ったブロガー増えてくるでしょう。
近年のデジタルメディアの進化により、世界に情報がありふれ、コミニケーションの手段が多様化、それに合わせてファッションショーのメディアへの露出が変わってきています。 2000年に始まったウェブサイト「style.com」でファッションショーの全ルックをショーの翌日にインターネットで見ることが可能になったことを皮切りに、ファッションショーの動画配信の時代となりました。
そしてついに今シーズン、各ブランドの公式サイトやFacebook,youtubeといった様々なデジタルメディアで、ファッションショーのライブ中継がおこなわれるまでになり、今まで選ばれた人しか見ることのできなかったコレクションがリアルタイムでの回覧が可能となり幅広く、多くの人に開放されファッションショーそのものの存在価値が、変わりつつあるのではないでしょうか?

従来の報道の仕方が変わり、ライブ中継が始まった今シーズンは、まさに革命的なシーズンと言えます。
今季の例で見てみると、「バーバリープローサム」がおこなった、ライブ中継のショーを見ながら、ユーザーがコメントを投稿でき、ユーザー参加型の手法でダイレクトにコメントを収集できる手法で、マーケティング的役割を果たしました。また、ロンドンコレクションでは、海外メディアの取材が少ないことを逆手に取り、今季20以上のブランドがデジタルによるライブ中継を配信しました。
ライブ中継の効果は、計り知れず、100カ国以上からのアクセス、ファンサイトには多数の意見などの、書き込みがされ、またファッションショーを見た個人がブログやTweitterなどに書き込み、その情報がさらに広がっていきました。 ファッションショーの取材を続けてきた従来のバイヤーやエディターたちからは賛否両論ですが、これまでの報道ではありえなかったスピードで世界中に情報が広がり、ユーザーの反応に繋がることができれば、今後この手法がスタンダードな、ファッションショーの形になるのではないでしょうか?


インターネットが一般生活のパイプラインとなった今、SNSやTweitter、Ustreamといった、リアルタイムと連動したライブなコミュニケーションが、個人レベルに普及したことにより、デザイナーや各ブランド、ファッションショーにおいても、これまでになく、効果的で、より新しいコミュニケーション方法として積極てきにトライし始めているといえます。 デジタルメディアの特性を生かした、今後のファッションの展開、そしてクリエイティブな情報をブロガーたちは、将来どのような、進化をさせるのか?
そしてブログメディアの存在は、今後も様々な分野で活躍し、ファッション界にさらなる広がりを見せてくれるのではないでしょうか?







Reference
Fasion News PERFECT


TEXT BY  J

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