THE SALON STYLE JOURNAL

ART

DASH SNOW

早いもので今年の夏でDash snowがこの世を去ってから4年になる 昔はよくNYのローワーイトサイドの公園やデリで見かけたものだ 結局、彼はヘロインのオーバードーズで亡くなったのだが、彼みたいに生き急いだ人間はそうそう見る事がなかっただけに
亡くなったという話を聞いたときは「やっぱりなあ」と感じたのを覚えている。
彼の才能は多彩で写真、オブジェ、コラージュと枠にはまらず、常にストリートと密着してすごくかっこいい作品を発表していた。
NY timesを始め様々なメディアからはウォーホールチルドレンと言われていたし、ダミアン ハーストの出現以降、世界を引っ張っていたNYのアートシーンはロンドン勢に打って変わり、NYのアートシーンが静かだった所に現れたDash Snowの存在は大きかったと思う
作品は至ってアナーキーで文字通りエッジに生きた人、超・サラブレッドでアメリカでも有数の裕福な家系の生まれたにも関わらず、自分に正直に境界線を歩いた男としては近年まれに見る生き様な男だったように感じます
顔もかっこ良かったし、おしゃれだったし、、、
今でも思い出すのが「NEST 」って言う作品で廃屋のスタジオで電話帳を1000冊ぐらい破って紙くずを引詰めた空間で大音量でバンドが演奏する中、ドラッグを摂ってへべれけになりながらハムスターの気持ちを味わうという、インスタレーションや黒人のエレクチオンした下半身にヘロインを乗っけてライアン•マッケンリーがスニーズしている写真作品、壁にダギングすると逮捕されてしまうのでホームレスにダギングしていく作品はやもはや境界線を一歩越えた作品が当時印象的でした。

自分を取り巻く社会や発言態度などドラッグ・カルチャーの問題も含めて賛否両論や新しいものを求めるギャラリーなどの持ち上げっぷりなど色々あったけども、こんな生き方できるのかと?
言われるとこの人しかできなかったんだなあとおもいます。
生き方自体が作品として成り立ってたなあとつらつらと、NYUの学生やヤッピーが跋扈するコマーシャルプレイスに変わり果ててしまったローワーイーストサイドを通りかかるたびに彼の事を思い出してしまう。















  • 2013.4.29