THE SALON STYLE JOURNAL

ART

Mike Brodie 


出るべくして出たのか? Ryan McGinleyのカウンターフォトグラファー Mike Brodie むき出しのグランジでボーホーで瑞々しくて、なんか本当に壊れやすいものって感じがします
ヒッピーなのかパンクなのかホームレスなのか彼らの様な若者はいつもどの都市に行っても何時も目についていた
昔からこの手の若い子たちはNY,Sanfrancisco,L.Aとかアメリカの様々な街の至る所で見かけていたのだけど、いつも犬とか連れてて 全身、黒いぼろぼろになった洋服きて小粋なバンダナとかしちゃってて、バックパック背負って、色々な所を流れ流れてきてる感じで、でもちょっとおしゃれで髪の毛の質感なんか凄く素敵で、お前たちとは違うんだよって、なんか自由や解放や若い壊れそうなエネルギーをいつも発していていつも気になっていた。

でもなんて彼らの事を呼ぶのか全く分からなくて友人に聞いてもなんだろうね?って言う答えしか帰ってこなかったんだけど、ヒッピーって言っていいのかなんなのか聞き回っていたらCrusty punkとかGutter punkってよぶらしいと判明したけれど、実際のとこは未だ良く分からない。

そんな彼らのうちの一人だったMike Brodieは1985年にアリゾナで生まれ 17歳の時初めて彼女とトレイン ホッピング(貨物列車の無賃旅)を始め、そのときの自由な感覚が忘れられずに再び列車に乗り込む。

以後10年間、移動距離にして8万キロ、46の州と170もの貨物列車、無数の仲間や通りすがりたちに出会ってきて、ホームレス同様、食事はファーストフードのゴミ箱から洋服は救世軍のお店から古着を見つけて、貨物列車に揺られて、あてどもない旅を繰り広げてきた。何が目的でどこに向かっていく訳でもなかったとインタビューで答えています

そのうちに手に入れたポラロイドカメラで自分の旅の生活の周りの撮影を始めたのだけれど、その写真はかなり衝撃的なもの
自由や冒険とかそんな陳腐な言葉ではひとくくりにはできない圧倒的なむき出しの世界が繰り広げられている

写真集も出てるので、是非!
































  • 2013.5.15