THE SALON STYLE JOURNAL

ART

亀井 徹




寓意的で象徴的、心の襞を綴った自画像的な静物、時の曖昧さや儚さを隠喩し、死の普遍性や物の快楽と道徳的説話が鬩ぎあう亀井徹の絵画はヴァニタス画の様式を踏まえ日本独自の油彩幻想絵画の現代への解釈的手法を持ちいる。

彼の絵画を観る者に対して虚栄のはかなさを喚起するだけではなく現実に対峙する為の心の情動を発する。



亀井 徹

1976年生まれ

虚栄や生の儚さを示すヴァニタス絵画の様式を踏襲し、いずれは朽ちる運命にある花や、死を象徴する髑髏などをモチーフに、儚いながらも、美しい作品を描き、多くのコレクターを魅了しています。






















  • 2013.1.19