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Tao Lin 「Eeeee Eee Eeee」

台湾系アメリカ人のヴァージニア州出身の作家のオフビートでダウナーな文章シニカルで繊細な書き口な一冊


物語は主人公アンドリューはニューヨークの大学頑張って出たけどドロップアウトして今は地元のドミノピザで働く若者。恋人いない、カネない、未来ない、希望ない、意欲ない、やることない　超ネガティブな書き口で退屈な日々や妄想をグダグダ書いているのだが、その文章や表現能力はモダンで繊細で素晴らしい
是非購入して呼んでみる価値があるかもしれません　何かゆとり世代や今の世の中にぴったり来る作品でポストモダンな雰囲気で、空気感が素晴らしい

私自身、本人にもあった事あっておしゃべりしたんだけど、目を合わして絶対しゃべらない、ぼそぼそしゃべる、ほんとおたくっぽい人だったけど、なんせ言葉のチョイスや皮肉が本当に素晴らしくて才能の固まりを感じました。

６月に新しい作品が出るらしいので是非是非、日本語訳で発刊を希望します。

• 2013.5.01